No.04 皇帝(正位置)

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【意味】

  支配、安定、成就・達成、男性的、権威、行動力、意思、責任感の強さ、軸

《解説》

体を真正面に向け、毅然とした態度で王座に座っている外向的な男性の構図が描かれる。皇帝が身に纏っている装束は赤色となっているが、この色は魔術師と同様、血潮と男性原理に結び付けられ、ここでは血気盛んな戦士、闘争、激情へと派生する。右手に持っている王笏は十字と円で構成されるエジプト伝来のアンクを彷彿とさせるもので、「生命力」「多産性」を表す記号として扱われ、男性原理と女性原理の結合を暗示するものなど様々な説がある。皇帝の座っている角ばった台座には、黄道十二宮の一つとされる白羊宮(牡羊座)を表す4つの牡羊の頭が描かれている。この4ヶ所を全て線で繋げば「四角形」が出来上がり、ここに前述の「4」という数字が強くかかわるとされる。またこの札そのものには描かれていないが、女帝が対応する女性原理を表す金星(♀。ハート型の盾に描かれている)に対し、皇帝が対応するのは男性原理を表す火星(♂)である。男性原理とは、活力、獲得、武力に通じるエネルギーである。背景にそびえ立つ岩山は、現実社会の厳しさや、日々を生き抜くための戦いを示す、人間の試練を象徴するものとなっている。

なお、占星術によれば火星は白羊宮、牡羊座を支配している惑星でもある。(Wikipedia

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